不二家憩希のブログ

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号砲を頼りにお祭りへ。その㉕

 祭り囃子の乗ってお祭りの一団が現れ始めた。
 和服の正装や祭り装束の男性が隊列を組んでゆっくり
と移動してくる。
 巫女姿の女の子もいる。
 小学校3~5年くらいであろうか、5人ほどの女の子が
巫女姿で歩いてくる。
 へぇ~、ここのお祭りでは女の子が参加するのか。
 これは私としてはかなりの驚きである。
 実は当地の氏神様のお祭りでは、女性は祭礼に参加
していない。
 意図的に排除されているようだ。
 ただ一人の例外として、祭礼の音楽の三味線を弾く女
性がいるだけである。
 主たるお祭りの行事には、女性の参加者はいない。
 どうしてそうなっているのか、歴史的にもなにか言われ
があるのであろう。
 いろいろと事情があるのだろう。
 女性の参加者がいないお祭りは当地だけではない。
 当地の近隣の市や隣接する隣の県でもある。
 この辺りは歴史的に共通点を持った地域である。
 習俗にも共通点が多い。
 そんな中での巫女さん役の登場である。
 このインパクトは大きい。

 ~続く~