来た時は気づかなかったのだが、神社の前には広いス
ペースがある。
当地の氏神様の鳥居前にもスペースがある。
隣の町内連合会の神社にもスペースはある。
区画整理等の際にも、このスペースだけは確保し、残り
を道を敷設していったのでは?という感じである。
このスペースでお祭りの際の行事が行われる。
そこで山車が発車したり、展開したりする。
祭り囃子が近づいてくる。
晴天の日曜日の午後の青空に、笛の音が溶けていく。
観客も少しずつ集まってきた。
あぁ、このワクワク感は久しぶりだ。
私は地元のお祭には殆ど観に行かない。
自分が関わっていると、気楽に楽しむ気になれないの
だ。
だが、このお祭りでは、そうではない。
私はよそ者である。
無責任な立場での見物である。
こういう感じは大好きである。
~続く~