不二家憩希のブログ

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蘇民将来の神社に行った。その⑤

道路整理の方たちの横を過ぎ、神社沿いの道をゆっ
くりと走る。
 ここの神社の木は丈が高いなぁ。
  空のすぐ下から人を見下ろしている。
 何という種類の木なのだろうか?
 私はこうしたことについても、無知なのだ。
 鳥居の前に着いた。
 お祭りっぽい雰囲気が鳥居の向こうから流れてくる。
 私は自転車を神社の塀の脇に停めた。
 鳥居右手前に立つ神社の案内看板を読む。
 歴史の古さはそれほどではないが、その後の展開は
なかなか充実している。
 当地の氏神様は古さはあるが、現状はもうひとつであ
る。
 神秘的な空気が弱いのだ。
 氏子の信仰心により神社は栄え神威も増すとされる。
 強い信仰心があれば歴史・伝統は関係ない。
 古くても寂れてしまう可能性は常にある。
 今現在の信仰心が重要なのである。
 その信仰心を維持させ継続させる。
 これは簡単なようで難しいことである。
 ”継続は力”とはよく言われるが、この継続が容易で
はないのだ。

 ~続く~