ちょっと雰囲気が違うな。
参道を前に進む。
空気そのものが違うように感じる。
これは気のせいか?
たまたま今日はお祭りなのでそう感じるのか?
お祭りの影響もあるかもしれない。
華やかなハレの日の雰囲気が流れている。
だが、それだけではなさそうだ。
背筋を伸ばさせるようなエネルギーが境内にある。
これを生み出すのは何なのか?
日頃の参拝者の濃密な信仰心によるものなのか?
この神社を包んでいるように感じる。
こうした感覚は当地の神社では殆ど感じたことはない。
当地の神社にも信仰心はある。
だが、その濃さが違う。
当地の神社はあっさりしている。
熱は一切感じない。
ここにはある種の熱がある。
ハートを脈打たせる熱である。
これが素盞嗚命の神社の霊威なのか?
~続く~