夕方、回覧板が回ってきた。
連絡のプリントが一枚綴じてある。
「春季祭礼の中止のお知らせ」
あぁ、やっぱりそうか。
当地のお祭りは春祭りで例年4月の第1週もしくは第2週の土日に行われてきた。
昨年は新型コロナ感染防止のためにほぼ全行事が取りやめとなった。
そして、今年である。
お祭り開催日までまだ2ヶ月もあるのに、早々と中止の発表となった。
そりゃそうだろうなぁ。
当地もコロナの新規感染者は増え続けている。
お祭りのような不特定多数の人が集まり、屋外とはいえ密になる状況が多い催しは現状では行うわけにはいかないだろう。
戦時中でも行われてきたお祭りが今年も中止となった。
これで2年連続である。
ずっとやってきたこと、やって当たり前だったことが中止となる。
非常事態を感じさせる。
まぁ、仕方ないなぁ。