このコロナ禍にあって私はあることを考えている。
マスクをしなければならない日常においては、口元は常に隠された状態にある。
それを利用して私が長年考えていたことを実行に移そうかと考えている。
何をするのか?
髭を生やすのである。
マスクの下で髭を伸ばし続ける。
そして、コロナ禍が終わり「もうマスクはしなくても良い」という世の中になったら、髭有りの私の登場となる。
これは面白そうではないか。
「いつから生やし始めたの?」
という問いに「ずっと前からですよ」と答える。
いきなり髭男が出来上がって、それなりのインパクトがあるのではなかろうか?
ファースト・インパクトが強く笑えるだろう。
人生、笑いを取ってこそ意義がある。
あぁ、やってみたいなぁ。
だが意外と踏み切れないものだな。
逡巡する毎日である。