昨日の日曜日の午前10時ごろのことである。
我が家の前の通りにクルマが停まった。
それを追うように軽トラックが2台ともう一台の乗用車
が来て停まった。
男性が降りてくる。
それぞれ市の指定ごみ袋を持っている。
おしゃべりをしながら歩いていく。
何やら楽しそうだ。
男性たちは、近くの空き地に入った。
そして、雑草を刈り始めた。
電動草刈り機も一台ある。
空き地には丈が同じ雑草が空き地全体を覆っていた。
他の雑草は殆ど生えていない。
あれは本当に雑草なのか?
一種類だけ生えていると雑草には見えないものだ。
ひょっとしたら本当に種を撒いたのかもしれない。
草刈り機のエンジン音が止み、作業は終わったようだ。
刈った雑草を指定ごみ袋に詰める。
袋をトラックに載せる。
あの土地は、誰が所有しているのだろうか?
個人や会社の所有ではなく、どこかの町内会が持ち
主らしい、と言う話をきいたことがある。
日曜日の午前中に作業をするところを見ると、町内会
所有かもしれない。
会社であれば、平日に行っていたであろう。
ほどなくクルマは走り出した。
空き地は、がらんとして強い日差しを浴びていた。