不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

草刈りをする人たち。

 昨日の日曜日の午前10時ごろのことである。
 我が家の前の通りにクルマが停まった。
 それを追うように軽トラックが2台ともう一台の乗用車
が来て停まった。
 男性が降りてくる。
 それぞれ市の指定ごみ袋を持っている。
 おしゃべりをしながら歩いていく。
 何やら楽しそうだ。
 男性たちは、近くの空き地に入った。
 そして、雑草を刈り始めた。
 電動草刈り機も一台ある。
 空き地には丈が同じ雑草が空き地全体を覆っていた。
 他の雑草は殆ど生えていない。
 あれは本当に雑草なのか?
 一種類だけ生えていると雑草には見えないものだ。
 ひょっとしたら本当に種を撒いたのかもしれない。
 草刈り機のエンジン音が止み、作業は終わったようだ。
 刈った雑草を指定ごみ袋に詰める。
 袋をトラックに載せる。
 あの土地は、誰が所有しているのだろうか?
 個人や会社の所有ではなく、どこかの町内会が持ち
主らしい、と言う話をきいたことがある。
 日曜日の午前中に作業をするところを見ると、町内会
所有かもしれない。
 会社であれば、平日に行っていたであろう。
 ほどなくクルマは走り出した。
 空き地は、がらんとして強い日差しを浴びていた。