手のひらを見る。
とげが刺さっている。
いくつだろうか?
両手で、各5か所ほどだろうか。
とげと言っても、大きなものではない。
植物の微細なとげである。
先日、珍しく雑草抜きをした際に刺さったらしい。
その時は、成り行きでそうしても雑草抜きをせざるを
えなかったのだ。
このとげも、即日刺さっていることを確認できるわけ
ではない。
翌日か、翌々日になって、ようやく刺さっているのが
見て取れる。
褐色化して、やっと視認可能となるのだ。
それまでは、刺さっているかどうかすらわからない。
微小なとげなので、痛くない。
皮膚感覚にまで届かない。
その程度のとげなので、放っておいても良いのだが、
やはり気になる。
私は撤去に取り掛かる。
針で処理していく。
今回は深く刺さっているものは一つもなかった。
作業は、ほどなく終了した。
次回の雑草抜きは、軍手着用が望まれるなぁ。
私の手のひらの皮は薄いのか、それとも弱いのか。
面の皮は十分厚いのだが。