昨日の当ブログでご紹介した「まったく実況になっ
ていない競馬実況」には、大いに笑わせてもらった。
長州力があれほどに面白い人だとは、思ってもみ
なかった。
収録に立ち会ったスタッフたちを笑わせて、当人も
まんざらでもないような表情を見せている。
「滑舌対決」の対戦相手である天龍源一郎も、近
年テレビにおいてユーモラスな言動を披露している。
天龍の面白さもかなりのものである。
番組で共演のタレントたちに痛烈なツッコミを入れ
られて、厳しい表情で睨み返す。
ふっと緊張感が流れる。
そして次の瞬間、柔和な笑みに戻る。
このタイミングが絶妙なのである。
この二人がこれほど面白い人だったとは、知らなか
った。
現役最盛期の活躍からは、想像もできない。
人を笑わすなんて、思いも寄らなかった。
両者とも厳しいファイトで知られていた。
ピリピリとした近寄りがたい空気を発散していた。
そんな二人が、今では「面白オジサン」になっている。
これは、意外である。
と同時に納得できる事実でもある。
それは、日本のプロレスラーを振り返ってみるとわか
る。
明日は、これについて記していこうと思う。