日本のレスラーは、リング以外では面白い人が多
い。
ジャイアント馬場は、クイズ番組のレギュラー回答
者ととして、毎週爆笑を巻き起こしていた。
唯一無二のユーモラスなそのキャラクターは、モノ
マネ芸人のネタとなりそちらでも人気者となっていた。
アントニオ猪木も、面白い人である。
ダジャレが大好きで誰かが止めに入らなければ延
々とダジャレを繰り出してくる。
この2大巨頭からして、こうなのだ。
後に続くレスラーたちが面白くなっても不思議では
ない。
今や、日本のプロレスラーの面白さは伝統となりつ
つある。
天龍、長州の面白さは、一流のお笑い芸人に匹敵
する。
否、それ以上かもしれない。
昨日の競馬実況でも大いに笑わせていただいた。
特に長州の面白さは抜きんでている。
どうやら長州は、自身のキャラクターやネタなどを作
って演じているわけではないようだ。
全部、地のままのようなのである。
逆にあれだけのパフォーマンスを意図して演じている
としたら、それは天才的な演技力ということになる。
天龍による競馬実況挑戦は、今後も続編が予定され
ているようである。
実に楽しみである。