幟の棒が倒された。
皆で幟の横に並び幟を外す作業に取りかかる。
横に少しずつずらしていき、抜くのである。
これなら私にでもできる。
幟は棒から抜けた。
次にもう一方の幟も倒される。
そして幟が抜かれる。
この幟はお祭り終了後、どなたかが洗濯とかをする
のだろうか?
クリーニングに出しているのだろうか?
それはちょっと考えにくい。
幟もお祭りの道具である。
神事に関わる物である。
それに部外者である業者に依頼はしないだろう。
毎年、真っ白できっちりとアイロンがかかっている。
これだけの大きさの幟を洗うのは大変なことだろう。
普通の家の洗濯機で洗えるのだろうか?
町内会の役員のどなたかに尋ねればすぐにわかる
ことではある。
だが、私はそれはしていない。
いずれ聞いてみたいと思っている。
私はそういった「どうでも良いようなこと」に興味があ
るのだ。
~続く~