お祭りの門の片づけが終わると、次は幟の片づけ
である。
皆で幟が立てられている場所に歩いていく。
お祭りの門とはちょうど反対の方向である。
公民館からは、ゆっくり歩いて5分ほどである。
その幟は高さ20メートルくらいのものである。
白地に墨書で現在祭礼中であるという旨が記され
ている。
こうした幟は全国どこでも使われていると思う。
これが道の両端に1旒(りゅう)ずつ、計2硫立てら
れている。
これを設置、もしくは撤去するには、それなりの人
手が必要である。
幟の竿である木の棒は長く重い。
4~5人でできることではない。
今回の作業も昔から「幟倒し」と呼ばれている。
お祭りの門の片づけはおまけのようなものである。
門の片づけには遅刻したとしても、まぁ大目に見て
くれるかもしれない。
だが、幟倒しにはぜひとも参加してほしい、と町内
の皆さんが感じておられるだろう。
人手は多い方が嬉しい。
今回は十分な人数が参加してくれた。
これならうまくいきそうである。
~続く~