不二家憩希のブログ

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お祭りの片づけに行った。その③

 お祭りの門の解体が始まった。
 まず門を倒した際に、それを受ける台を設置する。
 台の高さは1メートルほどである。
 門を直接地面に倒して横たえると、門が汚れたり
破損する可能性がある。
 それを防ぐためである。
 また、地面に接触させないことで屋根や彫刻など
の取り外しがより容易になる。
 本作業が始まった。
 まず地面に埋め込まれた門の根元を外す。
 アスファルトの道路の両端に、このお祭りの門の
設置用の穴がある。
 この穴は普段は金属の蓋で閉じられている。
 一年間でお祭りの2日間だけ機能する。
 この穴は重要である。
 門を差し込むだけで、ロープなどで引っ張るなどの
補強の必要がない。
 当地名物の大風が吹いても、びくともしない。
 台風並の強風が吹いたことも何度もあるが、大丈
夫である。
 どういう仕組みでそうなっているのだろうか。
 私にはよくわからない。
 いずれにせよ見事である。
 これが日本人の智恵なのか。
 同じ日本人でも無能なる私にはさっぱりわからない。
 
 ~続く~