B-1グランプリは、今後どうなっていくのであろうか。
私は、ゆるやかに減速・降下していくものと推測
している。
それにはいくつか理由がある。
①出場に対する条件が厳しく適応できるB級グル
メや地域が少ない。
②そのため同じような参加者ばかりになりマンネ
リ化してしまう。
③B級グルメのでっち上げが告発され大会への
信頼感が薄れる。
当ブログで昨日まで記してきたように、出場条件
をクリアできる食品・メニューは、実に少ない。
一見易しそうな条件であるが、実はそうでもない
のだ。
参加希望者は多くとも、クリアは難しい。
となると、参加者は同じような顔ぶれになり新鮮
味は薄れていく。
条件を無理やりクリアさせようとすると、どうして
もでっち上げのB級グルメが出てくる。
大会のために新たに作りだされた食品・メニュー
のことである。
地元で長年親しまれてきたわけでも無く、固定
客が付いてもいない。
大会に出ることにより、新商品を売り出そうとし
ているのだ。
これは大会の当初の理念からすると本末転倒で
ある。
こうした動きは、当地だけではないようだ。
全国の多くの地域で似たようなことが行われて
いるそうだ。
こうした実態が世間に知られるに連れ、B-1グラ
ンプリに対してしらけムードが広がり熱気も薄れ
てくるものと思われる。
B-1グランプリ自体は続いていくであろうが、そ
のピークはここ1~2年といったところだろう。