B-1グランプリで勝つためには、他にも策がある。
大会では、どうしても行列ができてしまう。
そこで行列に並んでいるお客さんに声をかけコミ
ュニケーションをとる専門の担当者を置いている。
「どこから来られたのですか?」
「今日は良いお天気ですね」
といったありきたりのことを話かける。
並んでいる間に退屈をさせないためである。
また、その品への高感度を増す狙いもある。
そこまでやるのか、と思われるかもしれないが、
やるのである。
B-1グランプリは人気投票であり、その日の印
象によって票数にも影響がある。
良い印象を残せれば高得票に結びつくだろうとい
う思惑である。
これも上位入賞のためである。
愛想でも何でも振りまいて票につなげようとする。
好成績が残せれば、マスメディアで多いに取り上
げてもらえる。
結果として莫大な経済効果が待っている。
それを目指して何でもやるのである。
もうこうなると、地域起こし、町おこしといった理念
からは離れていっている。
ちょっと違うんじゃないの?と思えてくるが誰も何
も言えない。
それで、こうしてブログでぼやいている。
~続く~