不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ピーター・フォーク~コロンボ以上に変わった男。その⑲

 ここ数日の当ブログでは、ピーター・フォーク
の悪口ともとれる内容となってしまっている。
 私はフォークのファンなので、ついいろいろと調
べてしまう。
 その中で、フォークにとってマイナスの材料もなく
はない。
 突然の元共産党員告白も、その一つである。
 ファンによっては、フォークの体裁に傷がつくよう
なことは無視しわざわざ記述などしないかもしれな
い。
 好きな対象の英雄的なイメージを崩したくないの
だろう。
 だが、そういうことは私は出来ない。
 そういう質なのだ。
 当人がどうしても隠そうとしていること、触れられ
たくないことまで記すつもりはない。
 しかし、当人が自虐ネタ風に語っているのであれ
ば、躊躇なく記すことにしている。
 これは、私が好きな他のミュージシャンや作家で
あっても同様である。
 もっともフォークの場合、残っているインタビューな
どを読むと、自慢話は殆どなく、自虐ネタ風の話が
多い。
 元々フォークはそういう人なのだろう。
 コロンボ警部と同様、ざっくばらんでお高く留まる
ことのない性格の持ち主だったようだ。
 脚本家はフォークと接していく内に、そうしたフォー
クの持ち味をコロンボ警部にも持たせたのかもしれ
ない。
 
 ~続く~