私はクルマ全般について、まるで疎い。
人として、かなり低レベルの知識しかない。
それでも、今回は”刑事コロンボ”ということで
少々記事にしてみたい。
で米国向けにフランスで生産された。
コロンボ警部が、この愛車の同乗者に「このク
ルマですね、外車なんですよ~」と嬉しそうに語る
シーンがある。
確かに、角張ったクルマが多いアメリカ車とは
少し違う、優美な曲線美を持つ趣のクルマである。
このクルマ、プジョー403は、ブランス車であり
ながら、デザインはイタリア人デザイナーが担当した。
へぇ~、デザイン大国フランスでも、他国のデザイ
ナーに依頼することがあるのか。
やはり、クルマのデザインでは、イタリアは先進国
なのか。
排気量1500ccの手頃な実用車で、大いに人気を
呼び120万台以上生産された。
これはプジョー社史上最大のヒットである。
コロンボ警部の愛車も「欧州で大人気!」という流
れでアメリカ上陸したものと思われる。
を特集した映像。
ドイツは”刑事コロンボ”の視聴率が50%を超える大
変な”刑事コロンボ”人気の国で、この映像でも「コロン
ボ警部の愛車」ということで詳しく取り上げられている。
内装なども映り、なかなか興味深い。
プジョー403のモデルカーも発売されている。
このモデルにはコロンボ警部の物と思われるレイン
コートが掛けられと愛犬が乗っている。
だが、パッケージには”刑事コロンボ”の記載は一切
無い。
ボディカラーも違う。
犬の顔も少し違う。
これは意図的に変えているのだろう。
”刑事コロンボ”を連想させる商品を制作・発売すると、ユ
ニバーサル・スタジオが黙っていない。
そんなことをすれば莫大な権利使用料を請求されてしま
うのだ。
~続く~