不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ドラマー出身のヴォーカリスト、歌うドラマー ブラックミュージック編

 この企画を載せるに当たって、いろいろと調べて
みた。
 情報の基本は私のおぼろげな記憶にあり、それ
をネットで確認していくというものである。
”元ドラマーの歌手”という括りで特集しているサイ
トも特に無かった。
 そのようなことを気にする人が世の中には私くらい
しかいないのであろう。
 ”元ドラマー”であり、有名になってからではない
ので、わざわざそのことに触れられていないケース
も多いようだ。
 歌手側としては、元ドラマーだった、という経歴を隠
しているつもりはないのだろうが、記されもしない、と
いったところのようだ。
 さて、今回はブラックミュージック編である。
 このジャンルにも意外に元ドラマーの歌手が多い。
 まずは、ブラックミュージック界最高の大物・マーヴ
ィン・ゲイである。
 マーヴィンは、始めはドラマーとしてモータウン・レコ
ードに入った。
 そして、セッション・ドラマーやバック・コーラスとて活
動していたそうだ。
 スティービー・ワンダーが最初にレコーディングした曲
は、マーヴィン・ゲイがドラムを叩いていた。
 その頃マーヴィンは幼いスティービーにドラムスティッ
クの持ち方を教えたそうだ。
 テディ・ペンダーグラスも最初はドラマーとしてショービ
ジネス界入りした。
 そしてその歌声が評価されグループのリード・ヴォー
カリストになり、後にソロ・デビューし大人気を博した。
 テンプテーションズのリード・ヴォーカリストととして一
世を風靡したデビッド・ラフィンも元はドラマーだった。
 ラフィンはテンプテーションズ加入前の1958年ドゥー
ワップ・グループのヴォイス・マスターズのドラマー兼歌
手として活動している。
 ブラックコンテンポラリーの人気ヴォーカリスト・ジェフリ
ー・オズボーンもそのキャリアをドラマーとして始めている。
 オズボーンは、ファンク・バンドL.T.Dのドラマーだった
のだ。
 彼もまた、歌声を認められてソロデビューし大成功して
いる。
 こうしてみると、ブラックミュージック界にも元ドラマーの
ヴォーカリストとは意外に多い。
 ここで取り上げたヴォーカリストたちは大物ばかりで、
日本の紅白歌合戦に例えると、いつでも大トリを任せら
れる様な人ばかりである。
 おそらく、この他にも元ドラマー、もしくはドラマー兼業歌
手入るものと思われる。
 ご存じの方は、是非、お教え頂きたく思います。
 それでは、マーヴィン・ゲイの代表曲を紹介する。
 ここでマーヴィン・ゲイは流石の熱唱見せ、最後には観
客はスタンディング・オーベーションで応えている。
 マーヴィン・ゲイが存命中は、彼がブラックミュージック
の最高の大物だった。 
 スティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンですら
マーヴィン・ゲイの貫祿にはとてもではないが敵わなかっ
たのだ。