不二家憩希のブログ

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マイケル・ジャクソン氏の追悼式。

 急逝したマイケル・ジャクソン氏の追悼式
が米国現地時間7月7日午前10時半からロ
サンゼルス中心部の複合施設ステープルズセ
ンターで行われた。
 ステープルズセンターはコンサート時には
2万人も収容可能な巨大施設で、アメリカ西
海岸最大の施設のひとつである。
 式にはスティービー・ワンダー氏やライオ
ネル・リッチー氏やマライア・キャリー氏と
いった大物ミュージシャン達が参加し追悼の
歌を捧げた。
 また、女優のブルック・シールズ氏や元バ
スケットボール選手のマジック・ジョンソン
氏らもお悔やみの言葉を述べた。
 それらの出席者の中では、スモーキー・ロ
ビンソン氏は別格の貫禄があった。
 
 スモーキー・ロビンソン氏といえばポップ
ス史上最高のソング・ライターの一人でその
影響力は絶大なものがある。
 ビートルズ時代、ポール・マッカートニー
氏はスモーキー・ロビンソン氏の作った曲を
聴きながら「こんな感じの歌が出来たら良い
なぁ」と作ったのが「イン・マイ・ライフ」
である。
 この日のスピーチでも終始笑いを取りなが
ら聴衆をひきつけていた。
 最前列のジャクソンファミリーもゲラゲラ
笑っている。
 こうした場で爆笑を取りながらも品位を保
っている。
 これはなかなか出来ないことである。
 さすがスモーキー・ロビンソン氏である。
 その他にも壇上には大物が登場した。
 モータウン・レコード創始者ベリー・ゴ
ーディー氏である。
 デトロイト・ソウルまたの名をモータウン
・ソウルを創り出した一人である。
 彼はその経営姿勢においていろいろと問題
のある人ではあったが、伝説の大物であるこ
とは間違いない。
 この映像でもゴーディー氏は大物ぶりが伝
わってくる。
 
 豪腕経営者として知られるゴーディー氏と
ジャクソンファミリーとはいろいろと確執が
あったとされ、ジャクソン5もモータウン
コードを離脱している。
 いろいろな過去があった両者だが、この式
ではゴーディー氏はマイケル・ジャクソン
に最大級の賛辞を贈り会場はスタンディング
オーベーションで応えている。
 この式の中では、長兄のジャーメイン・ジ
ャクソン氏が歌った「スマイル」が最も印象
に残った。
 
 これは稀に見る熱唱である。