昧”を聞いていた。
これは昼の0時15分から翌日の深夜1時
までという長時間特集番組である。
今回のテーマは、プログレッシブロックだっ
た。
このNHK-FMの三昧シリーズはもう何年もま
えから放送されているが、プログレッシブロッ
クが取り上げられるのは、この日が初めてら
しい。
ロックにおける重要なジャンルであるプログ
レッシブロックが、この特集番組で今まで扱わ
れなかったということが少々意外な気がする。
おそらくNHKの担当プロデューサーなりディレ
クターの中に、プログレに詳しい人が少なかっ
たからではかろうか。
半可通の製作スタッフが番組を作っても、全
国にいるプログレファンからクレームが来てもつ
まらない。 それで、詳しい人が東京勤務になり
番組を作る体制が整ったため放送に至ったので
はないか?と私は推測している。
これがクラシックやジャズ、あるいはロックの中
でもビートルズやハードロック等なら局員の中に
も詳しい人が沢山いて番組も割りと簡単に作れる
のではなかろうか。
この初のプログレッシブ・ロック特集では司会を
山田五郎が担当していた。
山田五郎といえばキューピーさんのような髪型
のタレントである。
彼はなかなかプログレッシブロックに詳しいようだ。
どんな話題が振られても、何でも答えられるのは
大したものである。
番組は淡々といた様子で進んでいった。
私はプログレッシブロックについては疎い部分も
多いので、いろいろと勉強になった。