NHK-FM”今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧 Ⅶ”を聴いた。
番組は現在のハードロック/ヘビーメタルの現状からスタートし、進行に沿って過去に遡っていくという構成だった。
これは新しい試みではなかろうか?
一般に放送番組は時系列の順に進行していくのが普通である。
発想の転換なのか、なかなか新鮮である。
私はハードロック/ヘビーメタル万年初心者なので、初耳のミュージシャンも沢山しることができた。
その中でも強いインパクトを受けたのが、スキルトロン Skiltronというバンドである。
元はアルゼンチン発祥のバンドであるが、現在はドラマー以外は欧州各国に住んでいるそうだ。
このバンドにはバグパイプ奏者がいる。
メタルバンドにバグパイプである。
しか持ち替えではなくバグパイプ専従である。
ロックにバグパイプといえば英国のビッグ・カントリーである。
だが、ビッグ・カントリーの場合はバグパイプに似せたギターサウンドであって、バグパイプそのものを使っているわけではない。
ヘビーメタルバンドにバグパイプを持こむとは随分思い切ったことと感じる。
では、そのサウンドはどうか?
これがなかなか良い。
こんなバンドがいるんだなぁ。
私にとって新しい音楽との出会いであった。