自分で何とかなると思っていた蛇口の修理
はうまくいかず、そのままにしておいたのだが、
放っておいたからといって水漏れが治まるわけ
ではない。
それに今は梅雨である。
ただでさえじめじめしているのに、その上水
漏れがあるとは一種の２重苦である。
それでさすがの私もプロに修理してもらうこ
とに決めた。
さて、どの業者さんにしようか？
実は、問題のこの浴室の蛇口は、約１年前
に水道屋さんに直してもらおうとしたことがある
のだ。
その時の経緯は以下の通りである。
私は朝９時に申し込みの電話を入れた。
電話に出た店の奥さんらしき人が言うには、
ちょうど人が出払っているので、帰り次第伺わ
せますとのことだった。
しかし、いくら待っても来てくれない。
結局、夜８時過ぎに「今から伺います」と電話
があったのだが、私も待ちくたびれていた。
それで「今回は結構です！」と断ってしまった
のだ。
おそらくその日は一日がかりの大きな工事が
あり、私のような急な依頼にまで応えられなか
ったのだと思う。
それだったら、最初から「今日は行けそうにあ
りません」と行ってくれれば、私も他の業者さん
に頼んでいたことだろう。
私はその時「あぁ～、だから『水漏れ至急参上！』
とかいう業者が流行るんだな」と思った。
だが、そうした電話一本ですぐ来て暮れる業者
は、同時にぼったくりでもあるのだ。
～続く～
