メーカーからの折り返しの電話は約5分後にかかっ
てきた。
「タンク内の〇〇が壊れているようなので、〇万円
弱ほどかかります」
えぇ~、そんなにかかるのか。
想定以上の金額だ。
それでも直さなければ、ずっとこのままである。
大きな不便はないが、不快ではある。
私は了承した。
担当の係員は、2時間後である「〇時〇分頃にお伺
いできる」と言って電話は終わった。
このメーカーでは、専従の修理係が受け持ちエリア
をクルマで回っている。
いつも、これくらいのスピードで修理に来てくれる。
その代わり、すぐに来てくれるだけあって料金もそれ
なりに高い。
この修理サービスを利用するということは、常にお値
打ち品を探して暮らしている私にとっては異例のことで
ある。
水回り、特にトイレには用心しないと稀に非常に危険
なことがある。
危険とはどういうことか?
それについては、あまりに汚い話でここに記すことも
憚れる。
そのため詳細は省略する。
とにかくとんでもないことになるのだ。
私にはそうしたトラウマになりかけの体験があるため
慎重になってしまうのだ。
私は修理担当者が来るのを待った。
~続く~