いつものように自転車に乗って家から出た。
ペダルを踏むがちょっと重い。
まぁ、そういう日もあるのかな、と思いその
まま進もうとした。
それから200メートル程行くと、ペダルが
一段と重くなった。
一体どうしたのだ?
私は、そのままペダルを踏んでみる。
すると、今度はペダルが動かなくなってし
まった。
前に踏んでも後ろに踏んでも動かない。
車体にペダルが固定されているかのよう
だ。
え~?!こんなこと初めてだ。
ペダルが動かないなんて、どういうことだ?
何が起っているのだろうか?
そんなことってあるのか?
どうしよう。
このまま引返しても仕方が無い。
最寄の自転車屋さんに寄って直してもらう
しかない。
その地点はいつもの自転車さんからは少し
距離がある。
となると、通りを右折したところにある別の
自転車屋さんにお願いすることにするか。
その自転車屋さんは前を通ったことはある
が、入ったことは無い。
まぁ、自転車屋さんは、どこでも同じような
ものだろう。
私はそう思い、その自転車屋さんまで行く
ことにした。
だが、その判断は安直なものだった。
~続く~