不二家憩希のブログ

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ガルッピをはじめて聴いた。

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 私はほぼ毎日NHK-FMの朝の番組である「バ
ロックの森」を聴いている。
 今朝は18世紀中頃のイタリアはベネチア
の作曲家のガルッピの特集だった。
 ガルッピは主にオペラの作曲家として成功
サン・マルコ寺院の楽長も務めている。
 サン・マルコ寺院の楽長と言えば、当時の
楽家としては最高の地位の一つである。
 そんな彼の名声も没後は急速に忘れ去られ
てしまったそうだ。
 
 ガルッピか。
 何か可愛い名前だな。
 アニメの登場人物みたいな名前だ。
「長く靴下のガルッピ」とか。
 私はそんなガルッピのことをどんな作曲家
なのか、まるで知らなかった。
 そのため私は大して意識せずに聴いていた。
 流れてきたのは「協奏曲第一番・ト短調
だった。
 素晴らしい。
 キャッチーでありながら品がある。
 私のツボ直撃である。

 バロック音楽を聴いていて久しぶりの衝撃
である。
 これはムファット、ヴィヴィアーニ、シュ
メルツアーなどに匹敵するのではなかろうか。
 ネットで調べてみると、いくつもの音源が
アップされていた。
 私が知らなかっただけで、人気のある作曲
家のようだ。
 これはまた一つ楽しみが増えた。
 
 では、ガルッピの作品をどうぞ。
 「協奏曲第2番」


 そして大ピアニスト、ミケランジェリがガ
ルッピのソナタを演奏しているのを発見した。
 ミケランジェリが演奏するくらいだから、
少なくとも本国イタリアでは今でも有名な作
曲家のようだ。


 バロック音楽の世界は私がまだ知らない音楽
が沢山あるようだ。
 嬉しい限りである。