不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

週刊文春に赤福餅の広告掲載が再開された。

 週刊文春が今週発売号から、伊勢の赤福
広告掲載を再開した。
 赤福は、以前は週刊誌各誌に毎週広告を載
せていたのだが、一連の不祥事発覚時から広
告を自粛していたのだ。
 以前と変らぬカラーの見開き2ページである。
 週刊誌にこれだけの規模で広告を乗せるの
は、他には自動車メーカーくらいしかない。
 週刊誌側にしてみれば、赤福は大スポンサ
ーなのだ。
 そのため、赤福の不祥事が発覚して以降、
各週刊誌は赤福の不祥事については一切記事
にしていない。
 週刊誌の世界では、赤福の不祥事は存在し
ていないのだ。
 どれほど、社会的によろしくないことを行
ったとしても、自社の雑誌に広告を載せても
らっていれば、完全に見て見ぬふりをしてし
まうのである。
 週刊誌の正義の力とは、所詮この程度のも
のなのである。
 金の力に簡単に屈してしまうのだ。
 一方、後ろ盾の無い者についてはいくらで
も書き立てる。
 いじめとしか言いようのない記事も多数あ
る。
 これらの週刊誌が、業界でも大手の出版社
から発行されているのだから、本当に嫌にな
ってしまう。

 赤福側は、事件のほとぼりももうそろそろ
冷めた頃かと思って広告掲載を再開したのだ
ろう。
 週刊誌も、大スポンサーの復帰に大喜びだ
ろう。
 私は、週刊文春しか確認していないが、他
の週刊誌も同様に広告掲載が再開されている
と思われる。
 週刊誌は、叩きやすい相手を叩き、スポン
サーには手心を加える、という非情にわかり
やすい体質を持っている。
 そんなメディアがこれからも必要なのか、
私は疑念に思っている。