不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

出られなかった会合の機関へ電話を入れてみる

 出席しなかった会合がどんなものだったのか、が昨
日のブログを書いてから気になってきた。
 毎年出ていても、これと言って特別な情報の告知が
ある訳でもなく、一種の顔見世のようなものなのだ、
 だが、これが自分が出なかったとなると何故か気な
ってしまうのである。
 ひょっとして、今年に限っていつもとは違うことを
しているのでは?突発的なお知らせが発表されたので
は?と想像してしまうのである。
 それで、ブログ作成後に先方に電話を入れてみた。
 電話に出たのは、もう一つぱっとしない声の持ち主
だった。モゴモゴした話し方である。
 先方は、半分公的な機関なのである。
 民間のようにカツカツしたところは無い代わりに、
緊張感も無いのである。
 これが、民間の組織だったら、何かを売りつけよう
とか認知度を高めようという意欲丸出しで、こちらも
それなりの気構えを持って対さないと丸め込まれる危
険がある。
 一方、公的な機関の場合は、そういった弱肉強食的
な面は殆ど無いので、その点では安心なのだが、どう
もてきぱきとした対応が苦手なようなのだ。
 説明が回りくどく、スピードも遅いのだ。
 私は、普段はそういうテンポには慣れていないので、
話を聞いていてイライラしてきてしまった。
 あ~、もっとちゃっちゃっと話してくれれないかな
ぁ、と思ったが、偉そうにそんなことも言えない。
 先方は先方なりに、一生懸命なのだろう。
 それでも、ゆっくりとした話し振りにこちらは気が
せいてくる。
 一通り話を聞き終わった。
 な~んだ。今年も例年通りの話があっただけではな
いか。
 
 人は、自分が手に入れたであろう物事が何かの都合
で入手できなかった時、その物事を過大評価してしま
う傾向があるのかもしれない。
 逃した魚は大きいのでは?と邪推してしまうのであ
る。
 そうなると、本来は持っていなかった種類の欲まで
生まれてしまう。
 欲が想像によって大きくなっていってしまう。
 欲の増殖である。
 だが、そんな欲が健全であったり、有効であったり
することは極めて少なく、大抵は呆れた結果に終わる
ものである。
 今回もそうだった。

 来年こそは、忘れずに出よう。
 そうするためには、スケジュールのチェックの仕方
と言う社会人一年生の段階からやり直さなければなら
ないことに気がついた。
 人に課題有り、である。