今週のお題「大発見」
大発見と言えるかはわからないが、私の観察によると認知症になる人には共通点がある。
彼らは、日頃から幻想に浸っている習慣がある。
幻想とは何か?
それは特別なファンタジー・御伽話の類ではない。
ありきたりの心の習慣である。
それは何か?
自分の過去について思いを巡らし、それに執着することである。
彼らは心のなかで、常に過去の世界に生きそれを楽しんでいる。
彼らは現在に生きることを放棄している。
現愛から逃避している。
過去の世界に生きることにより、魂の力が弱っていく。
守り手である魂の力が弱くなると、幻想が脳を蝕むことを許してしまうようになる。
そして、人は認知症になる。
一度蝕まれた脳は、元には戻らない。
これは大きな悲劇である。
この悲劇は自分で選んだ結果である。