町内連合会主催の「お話の会」に行ってきた。
子供向けのお話を大人が聴く会である。
地元在住のセミプロの演者が、6つのお話を口演する。
私はこの手のことには殆ど興味が無い。
だが、同じ町内のM君が我が家にプリントを持って来て参加を勧めてきた。
わざわざ足を運んでくれたM君の労に応えるべく、参加することにしたのだ。
今日も梅雨空を思わせる連日の雨天で、徒歩で会場まで歩く。
会場に着くと、受付で所属町内会名を尋ねられ、チェックされた。
町内会別の参加者数を調べているようだった。
M君は役員なので、少しでも参加者を増やそうと戸別訪問をしていたのであろう。
会場ではM君等数人が会場設営をしていた。
私が席に着くとM君が来て雑談となった。
M君は会場を見渡して「まだマスクをしている人がたくさんいるね。マスクしないとイカンかな?」
M君が、そうつぶやいた。
「マスク?あんなの意味ないよ」と私はすぐに応えた。
この返答は私としては、思い切った発言である。
マスクの権威を汚す発言をすると、一気に空気が変わってしまうことが殆どだからである。
コロナ脳に溢れたこの世間では仕方ないことである。
M君は私の答えに、こう返した。
「大きな声じゃ言えないけど、私はワクチン打ってないもんね」
えぇ~、新型コロナワクチン打っていないの?!非接種?!
おぉ、同志発見である。
まさか、こんな身近に非接種者がいたとは!
私はM君の腕を取り握手した。
これも見えざる手のお導きであろう。
有難うございます。