今現在は、この世の終末期にある。
私は、常々「終末期なんて遠い未来の話で、自分が生きている間には関係がない話だ」と思っていた。
だが、新型コロナ発生の中国からの第一報をニュースで聞いた時(あぁ、世の終わりが来た)と思った。
ニュースの詳細はわからずとも、すぐにそう思った。
(あぁ、自分が生きているであろう間に、終末期になるのか)
私は終末期には関わりたくない、と思っていた。
面倒くさいからである。
世界は大混乱と惨劇に溢れることは、間違いない。
嫌でもその世界の中で生きていかなければならない。
これは、実に面倒なことである。
終末期においては、前例を参考にすることはできない。
異例の連続であろうからだ。
その時、その時で判断しなかればならない。
余計に頭を使わなければならない。
う~ん、これは手間である。
コツコツと処理していくしかない。
しかし、前例を踏襲することができないというのは、私にとっては嬉しい状況でもある。
新しい方法を試す絶好の機会である。
それは、それで楽しみでもある。
いずれにせよ、終末期のあとは、一連の物語はハッピーエンドとなる。
これも、間違いない。
私は、それがわかっているので、脳天気なことを言っていられるのだろう。