今、人間世界は、終末期にある。
これまでの人類が犯してきた罪の展覧会のような様相が展開されていく。
不道徳な者は、より不道徳になる。
犯罪者は、より犯罪者になる。
悪人は、より悪人になる。
これは展覧会であると同時に棚卸しでもある。
悪の要素が一斉に表に引き出されてくる。
これまであった、こんな悪、あんな悪が社会に出現してくる。
そして、それらが力を振るう。
「悪の在庫、一掃セール」である。
ゾッとする話ではあるが、それが現に今、この世に展開している。
それも、悪の濃度が濃くなり、ボルテージを上げて、この世を我が物顔で闊歩している。
これが、終末期である。
悪いものは、引っ込められているだけでなく、表に出されるのだ。
表に出され、いずれ成敗される。
今は、彼等悪の最後の活動の機会なのだ。
これは見えざる手に許されて行われているので、私たちが文句を言っても聞き入れられることはない。
抗議はしても良いが、聞いてはくれない。
この悪の時間は、2024年8月まで続く。
それまでは、従来の常識を踏みにじる悪行が、日常的に見られるだろう。
道理が捨て去られ、時の権力者たちの思うままに事が進む。
これは日本だけではなく、世界全体において同様である。
善良な人間は、唯ひたすら、忍耐の時である。
善の時間は、悪の次に来る。