「これからが これまでを決める」
浄土真宗大谷派の藤代聡麿(ふじしろとしまろ1911~1993)師の言葉である。
正しくはこの前に一文があるようだ。
「これまでが これからを 決めるのではない
これからが これまでを 決める」
この法語はS先生が、お寺を出る決意をしたときに、藤代先生がS先生に送られた年賀状の言葉だったそうです。
おぉ~、これは!
過去があり、それを基にして未来が形作られる。
これがこの世の法則である。
だが、その過去に価値を与えるのも奪うのも未来「これから」だというのだ。
未来を力強く切り開き造っていけば、過去はその準備段階として意義が出てくる。
無駄ではなくなる。
真宗は奥が深いことは知っている。
だが、私はその入口あたりで覗いているだけである(汗)