北京オリンピックでの柔道は過去最低の成
績に終わってしまった。
わからない私が観ていて思ったのは、終始
攻め続けた選手が良い結果を出したのではな
いか?ということである。
谷選手も、何故か組み合おうとせずにいる
ままに試合は進んでしまい、そのためポイン
トを取られて負けてしまった。
あの試合は力負けとか技術の差とかではな
く、何もしないうちに負けてしまったのよう
に見える。
ひょっとしたら、谷選手は体調不良などの
ために動けないのではないかと思えた。
谷選手は、速攻で試合を決めるパターンが
多い印象の選手なので尚更そう思えた。
だが、そうではなかったようだ、
谷選手はポイントで負けてこのままでは自
分の勝ちは無い、となってから相手に掴みか
かっていったのだった。
最初からそうすれば良かったのに。
谷選手も外国風ポイント柔道を取り入れよ
うとしたのだろうか?
これは、戦術上にミスがあったとしか思え
ない。
能力以前の作戦ミスで敗北を喫するとは、
当人も残念だろう。
攻撃は最大の防御なり、とは昔からよく言
われる。
今回の日本の柔道を観ていると、あ~この
格言は真実なんだなぁ、と改めて思った。