先日の日曜日12月4日午後3時、秋葉祭の祭礼と幟倒しに行ってきた。
午後3時でゆっくり日差しが弱まる頃、当地名物の大風が吹いている。
気温12℃くらいだが、大風により体感温度はマイナス5℃となる。
したがって気温7℃の真冬の寒さである。
私は時間の計算を間違い、3分ほど遅刻してしまった。
祭礼はすでに始まっていた。
当町内会では秋葉様をお祀りしている。
秋葉様は防火の神として、この地域に深く根付いている。
町内の集会所の横に祠と石の灯籠が建っており、その一角は秋葉様の領域である。
幟はその祠の前方左右に建てられている。
祭礼はそこで行われる。
今回は私が所属する班が幟倒しの順番となったため、私も参加したのである。
これらの行事は参加は事実上強制的である。
私としては、冬のこの寒い時期に出たくはないのだが、仕方ない。
「宗教的云々」ではなく「寒いから嫌だ」ということである(笑)
祭礼は進行していく。
参加者は禰宜さんの指示に従い、その度に拝礼をする。
大風が吹く冬の屋外で立っているのは、辛い。
(寒い寒い)と思っているだけの私と違い、皆さんの表情は真剣である。
ここは私も厳粛な顔をしていなくてはなるまい。
私はこれでも空気を読むのだ(笑)
15分ほどで祭礼は終わった。
終わるとすぐに幟倒しなどの作業に取り掛かる。
お供物や祭礼用に設置した器具を片付ける。
それらは集会場や併設されている倉庫に納められる。
そして幟を倒す。
あるのお祭りの幟よりもずっと低いが、それでも大人数でかからないとできない作業である。
無事に倒し幟の棒も収納できた。
この片付けに約15分かかった。
全文が終わるとお供物を頂けるという。
「どれでも好きなものをどうぞ」とのことで、リンゴと椎茸を頂いた。
帰り道は班の皆さんとゾロゾロ並んで帰宅する。
これで寒くなかったらなぁ。
平和な日曜日の午後であった。