新顔さんが、いつもの集いに参加するようになり、三回目の集いになった。
未だ自分が議員時代、議長時代の話題を話し始める。
ひょっとして、本当に議員だったのか?
帰宅後、またネットで調べてみる。
だが、先日散々検索してみたけれど、探し当たらなかったからなぁ。
今回は名字をひらがなで検索してみる。
市会議員など政治家は読みまで載っている筈だからである。
でも、何も出てこない。
う~ん、わからない。
頭を捻って考える。
そして思いついた。
当市は数年前に行われた全国的な町村合併において、隣接する四つの町と合併したのだった。
新顔さんは、その町の議員だったのではないか?
私は検索をかける。
「杉山、出ていないなぁ」
私は一応平仮名でも検索してみる。
すると、「すぎやま」というO町の議員がヒットした。
年齢も新顔さんと同じくらいだ。
だが、字は杉山ではない。
椙山なのだ。
あぁ、そうか。
これでは、検索にかからないわけだ。
新顔さんは、当市と合併し今は存在していないO町の町会議員で、すぎやま議員なのだが、一般的な杉山ではなく椙山なのだった。
他の例で言えば、牧さんと真木さん、武田さんと竹田さんなど、いろいろある。
そういうことなのだ。
当ブログでは仮名として椙山としているが、リアルでは別の名前でやはり漢字が珍しい方である。
更に調べると、新顔さんは本当に議長職にあった。
それも市町合併の際にも議長だったのだ。
なるほどねぇ。
そりゃ、かつてのキャリアを語りたいのもわからないでもないな。
だが、そうは理解していながらも、私はリアルの場では新顔さんのキャリアに触れることは今後もせず、そっけない態度を取り続けることにしよう。
その方が面白いからである。
私は意地悪なのだ(笑)