不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

政治家は救われない。

 昨日までブログに投稿していた新顔さんは、今後はSBさんと当ブログで記すことにした。

 このイニシャルはリアルでの本名に近い。

 さて、そのSBさんは、どんな人なのか?

 どうやら、かまって欲しい、「凄いですね」と言ってもらいたい人のようである。

 そりゃ、小さい町とは言え町会議員を何期か務め議長にもなり、町村合併では大役を果たした人である。

 社会的にはそれなりに「立派な人」なのだろう。

 私に言わせれば、それだけ地位も名誉も味わってきたのなら、それで十分だろうと思うのだが、この手のキャリアがある人は、そうではない人が多い。

 どこか「褒めてもらいたい」のである。

 これまでも散々チヤホヤされてきたのに、現場を離れても未だチヤホヤされたい。

 あぁ、何という重い煩悩なのだろうか?

 彼らのエゴは、それほどまでに分厚い。

 エゴは称賛を求める。

 讃辞を聞きたがる。

 エゴは名誉を欲しがる。

 その欲求は果てしなく終わることがない。

 普通の人のエゴは、そこまで図々しくない。

 せいぜい、会社や組織の中で「偉い」とされる経験をすれば、それで満足する。

 だが、政治家はそうではないようだ。

 俗にまみれ、自分が汚れていることに気が付かない。

 自分が発する悪臭がわからない。

 彼らは救われない人達である。

 俗の極みが政治家である。

 政治家と聖人が両立することは、世界的にも稀である。

 近年ではインドのマハトマ・ガンディーくらいのものではなかろうか。