数日前のことである。
パソコンを操作していると、右足がチクッとした。
足の指あたりである。
何だ?
私は足を引き寄せる。
するとムカデが足に食いついているではないか!
体長20センチ弱といったところであろうか。
ムカデとして成長しきったサイズである。
私はすぐに立ち上がり、捕獲用の紙を取りに隣の部屋に行った。
残念ながらムカデは素手では掴めず、包んで捕獲する紙である。
すぐに不要な紙を持って戻る。
だが、ムカデはいなくなっていた。
逃げ足が速いな。
足が多いので動きも速いのか(笑)
どこへ行ったのか?
家の外に出て行ってはいないだろう。
どこか物陰に潜んでいるに違いない。
それから1時間ほど経った。
壁を黒く細長いものが動いている。
あのムカデだ。
私はすぐに紙で掴んだ。
そして、外へ持っていき、放り投げた。
屋外追放の刑である。
さて、刺された足はどうなったのか?
腫れるかと思い覚悟していたが、何も変化はなかった。
私はムカデの毒を克服したのか?
だったら面白いなぁ。
話のネタになる。
まぁ、ムカデが手加減してくれたのだろう。
ラッキーだった。