食料品の買い出しに出かける。
いつものスーパーに着いた。
時刻は10時45分である。
お客さんがたくさんいる。
日曜日のこの時間帯は、いつも人の入りが多い。
「そんな時間帯に行かなくても」という声もあるだろうが、その時間帯しか都合がつかなかったのだ。
彼らの80%以上は新型コロナワクチン接種者である。
私の表現によれば彼らは「ウイルス体内培養拡散者」である。
普通の人々に見えるが、そうではない。
彼らの呼気や皮膚からウイルスが表出している、と私は考えている。
と言って、こちらもピリピリするつもりはない。
マスクを着用し、近距離での会話は極力避ける。
店内での滞在時間も出来るだけ短くする。
素早く動いて用事を済ませようと心掛ける。
まぁ、これもスリルがあって考えようによっては面白い。
本当のスリルである。
またと無い機会である。
ウイルスを受け取らないように、かと言って異様な感じ、浮いた感じには見せないようにする。
あくまで普通を装う。
普通風にしていても、心の中では彼らを疑っている。
ハハハ、面白い。
事前想定通り、早めに買い物を済ませて店を出る。
外の空気を吸う。
軽くホッとする。
否、ひょっとすると滞留していたウイルスが浮かんでいるかもしれないな。
ウイルスが見えないということは、良いことでもあるなぁ。
見えたら大変である(笑)
私は自転車に乗って、さっさと家路についた。