私は以前にも髭を伸ばそうと企んでいた。
だが、その度に挫折してしまっている。
理由はわかっている。
髭を伸ばすということは、日本社会では目立ちすぎる。
男性からも女性からも色眼鏡で見られることだろう。
髭絡みのアダ名がすぐに付けられる。
「あぁ、あの『髭』」
と名前で呼ばれなくなる。
慣れてしまえば、言われないだろうが、最初のうちはいろいろ言われそうだ。
私は、それに耐えられるのか?
あるいはこう言われるかもしれない。
「髪が薄くなっていているから髭を伸ばしているんでしょ」
う~ん、そう思われても仕方ないな(笑)
いずれにせよ、陰口が気になってしまうであろうからだ。
あぁ、器が小さいなぁ。
他人の陰口を気にして行動が制限されるとは、ダイナミックな男ではないなぁ。
お恥ずかしい限りである。
しかし、今は新型コロナ禍におけるマスク生活という、こっそり髭が伸ばせるという千載一遇の(笑)チャンスである。
この機会を逃したら、この後も髭は伸ばせないかもしれない。
今、決断の時である。(⇐大袈裟)
まぁ、とりあえず月曜日まではこのまま伸ばすことにしよう。