朝、庭の雑草抜きを始めた。
我が家の雑草抜きは土日は原則休止であるが、新たにかなり生えているのに気がついてしまったので、やらざるをえなくなった。
気が付かなかったり、目に入らなかったらスルーしていたであろう。
私の主観が行動を導いているのである(笑)
20分ほど作業をしたが、日差しが強くなり汗ばんできた。
そろそろ止めどきであろう。
取り掛かりは遅く、終わる時は早いのだ。
家に入って、PCの操作を再開する。
おや?
右手上腕部がムズムズするな。
見ると何か乗っている。
動いている。
大きさ3ミリほどだ。
よく観てみる。
黄緑色の物が動いている。
尺取虫だ。
気持ち悪い。
尺取虫はユーモラスなようではあるが、意外とグロテスクでもある。
何だ、この動き方は。
独自性が強すぎはしないか?
移動方法として効率的なのか?
いずれにせよ、このままでは良くない。
屋外追放処分を下そう。
私は窓を開け、腕を出した。
そして、息を吹きかけた。
尺取虫は、一度はしがみついたものの、二度目に吹いた時に飛ばされていった。
悪く思うなよ。
お前は屋内居住基準に該当しないからな。
さて、あの尺取虫は何の幼虫だったのだろう?