市内の有名寺院の正月三が日の参拝客数が発表された。
例年の8割減だそうだ。
寺院を映すライブストリームの映像を観ていたので「まぁそんなものだろうな」とは思っていたが、実際に数字が出るとそのインパクトは大きい。
おそらく寺院サイドでもこれほどの大きな減少は事前には想定していなかったであろう。
まあ、今年は仕方ない。
寺院関係者や門前町のお土産店や飲食店の人のコメントが報じられている。
「分散参拝ということで少なかったと思います。旧正月に期待をするしか無いですね」
えぇ?
旧正月?
この寺院では旧正月の参拝の風習は存在しない。
一切無い。
どこからこういう発言が出てくるのだろう?
あまりに参拝者が少ないので、ちょっとおかしくなっているのか
少し脳が暴走しているのか?
それを胸のうちに収めているのならまだ良い。
誰でも少しの妄想は持っている。
それを新聞記者や放送局記者に語ってしまうのだから重症である。
気の毒である。
コロナ禍は宗教関係者やその周辺の人達をも揺さぶっている。