NHK-FMの正月番組を聴いていた。
アル・ヤンコビックの”今夜もイート・イット”が流れ始めた。
おぉ、久しぶりに聴くなぁ。
う~ん、改めて聴くとよく出来ているなぁ。
特に間奏のギターソロは素晴らしい。
名手リック・デリンジャーが弾くギターは、エディ・ヴァン・ヘイレンによる本家のそれに迫るかそれ以上だという評価もある。
私は今回聞いてデリンジャーのセンスの良さを再認識させられた。
デリンジャーは、この曲とそのアルバムのプロデュースも行っている。
この作品は当時大ヒットしたのだが、その後はあまりかかることがなかった。
パロディ作品となので「どうせかけるなら本家の”今夜もビート・イット”を」ということだったのだろうか。
パロディ作品なので軽く観られてきたことは否定できまい。
この作品はそうした捉え方が間違っていることを知らされる。
笑えるが演奏も素晴らしい、という楽しい作品となっている。