昨日の日曜日午後3時15分、突然雨が始めた。
俄か雨というには強すぎる。
と言って豪雨というほどでもない。
当地に雨が降るのは久しぶりだ。
梅雨明け以降、雨は殆ど降っていない。
未明に20分ほど弱い雨が降った一度だけである。
それ以外は、一滴も降っていない。
雨脚は強くなっていく。
雷も鳴り始めた。
10分続くのか?
20分になるのか?
俄か雨は大体そんなものだ。
だが、止む気配がない。
雨量を当地の天気サイトで確認する。
25ミリか。
降り始めから10分ほどでこの量は、多いのではないか?
当地の河川の警戒値は30ミリとなっている。
雨量は、少しず上がっていく。
30ミリはすぐに超えた。
いつまで降るんだ?
前の道を、自転車が2台走っていく。
乗っているのは制服を着た中学生だ。
なにか大声で話しながら走っている。
もう少し待てば止むのになぁ。
”本降りになって駆け出す雨宿り”である。
それから2分後、また学生の自転車が2台走っていく。
こちらも待ちきれなくて走り出したのであろう。
服が既にずぶ濡れである。
雨は止まない。
俄か雨にしては長いな。
目安の20分はとうに過ぎた。
雨も雷鳴も止まない。
長いこと降らないでいて、纏めて降らすつもりか。
雨はその後も降り続いた。
雨量は46ミリとなった。
そして、止んだ。
50分間降っていた。
当地の俄か雨としては異例の長さだ。
あぁ、これで今夕と明朝の水やりは休めるな。
雲はすぐに切れて元の青空になった。
雨で空気が浄化さたように感じる。
気温も下がり、過ごしやすい日曜日の午後となった。