正午過ぎから濃い灰色の巨大な雲が南方から迫って
来た。
南方全体を覆っている。
それに従って、少し涼しくなり始めた。
南の方面では降っているようだ。
当地も降ってくれないかなぁ。
近年は当地でも雨の降り方が局地化している。
隣町で盛大に降っても当地は晴天で一滴も降らないと
いうことがよくある。
雲は徐々に当地に近づいているように見える。
そして午後4時、降り始めた。
雨脚は弱い。
振り始めの様子はにわか雨であるが、降り方は弱い。
それでも、そこは雨である。
気温が一気に下がっていくのが体感できる。
午前中の炎天により熱くなった地表が冷えていくのが
わかる。
他の季節では歓迎されない雨であるが、真夏の暑い
時は別だ。
ひと降りで一気に涼しくなる。
暑い日は、いつもこんな感じで降ってくれないかなぁ。
私はそんな都合の良いことばかり考えている。