ていた。
指揮はウィリアム・スタインバーグ、ピッツバーグ交響
楽団の演奏である。
良い演奏だなぁ。
何よりサウンドが素晴らしい。
さすが○ーキュリー・○ビング・○レゼンスだ。
マー○ュリー・リ○ング・プレ○ンスは、音の良さで知
られ名録音が揃っているレーベルである。
私はこのレーベルの盤はいろいろと所有している。
だが、スタインバーグの盤は持っておらず、数年前に
クラシックファンの方から音声データだけを頂いたのだ。
私は、その演奏を聴きながらネットを訪問する。
そこで思わぬ事実を知った。
番は、マーキュ○ー・リビン○・プレゼ○スではなくEMI
録音だというのだ。
えぇ~、そうなのかぁ。
EMIは名門大手レーベルであるが、特にそのサウンド
に抜きん出たものがあるわけではない。
私は、何故かその盤がマーキュリ○・リビ○グ・プレゼ
ン○と思い込んでおり、その盤も最高の録音だと疑わな
かったのだ。
あぁ、思い込みとは愚かなものである。
事実を知って以降、私はその盤が特に良いとは思え
なくなってしまった。
普通の音盤になってしまった。
真実を知り、幻想が消え去ってしまった。
私の耳はその程度のものである。