午後1時53分、突然空が暗くなった。
雷鳴がして雨が降り始めた。
さかのぼること2時間前にもにわか雨が降っていた。
その雨も程なく止み、晴れ間も覗いていたのだ。
大気の状態が不安定なようだ。
雨は強さを増していく。
強く降るなぁ。
あれ?
雨音がいつも違うな。
外を見てみる。
雹だ。
それもかなり大きい。
ドドドドと降ってくる。
私が雹を見るのは、久しぶりである。
前にいつ見たのか記憶にない。
これで2度目か3度目だと思う。
おぉ、何だかちょっと怖いな。
斜めに降ってきて窓ガラスに当たる。
聞いたことがないような音がする。
長く降るなぁ。
雹は氷の粒のはずだ。
そんなものが雲の中で浮かんでいたのか?
ちょっと信じられないほどである。
雹は10分ほど降り続いた。
そして雹は雨と入れ替わった。
次は雨である。
雹と思うと雨はまだ穏やかな感じである。
近くで雷鳴がする。
それから3分後、雨も止んだ。
雹付きの雷雨だった。
気温が一気に5℃も下がっていた。
その後は、雷雲はどこかへ消え、再び晴れとなった。
「大気が不安定」という予報は聞いていたが、雹が降るとまでは
言ってなかったなぁ。
雹は予測不可能なのか?
地球のご機嫌は測り難いものがあるなぁ。
もっと落ち着いてくれると助かるのだが。