不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

不二家を名乗っているが。その①

 私は自分のペンネーム”不二家憩希”を使っていて長年気になることがあ

った。

 それはあの有名企業”洋菓子の不二家”に何の連絡もせず使っていること

である。

 不二家と言えば、日本では常識的には”洋菓子の不二家”を指す。

 ふじや食品という会社もあるが、こちらは見たとおり”ふじや”は平仮名

である。

 ネットで当ブログをご覧の方の中には、”洋菓子の不二家”を検索してい

る途中で当ブログに来てしまった方もおられるようだ。

 私のこのペンネームを洋菓子の不二家さんがご存知なわけはない。

 だが、将来的に不二家さんから「勝手にうちの屋号を模した名前を使っ

ている」というクレームが付けられる可能性がゼロとも言えない。

 私の知人が、製茶業をしている。

 そこの屋号が京都の老舗の有名製茶会社と全く同じだった。

 知人の会社も何代も続く製茶業である。

 その会社ではその屋号命名の際に京都の会社を真似したつもりまるでな

かった。

 そして、知人の会社が少し大きくなり広くその名を知られるようになっ

た。

 すると、京都の同名の製茶会社からクレームが来た。

 「うちと同じ名前を使うのは止めておくれやす」

 京都の会社はかなり以前からこの同名の会社の存在を知っていたそうだ。

 しかし、黙認していたそうだ。

 だが、知人の会社が手広くビジネスを展開するようになり、決着をつけ

ておいた方が良いと判断したようだ。

 しかし、知人の会社はこのクレームを突っぱねた。

 真似してつけたつもりはないし、その名前に便乗した商売をしているつ

もりはない。

 それは事実である。

 そうは言っても同じ名前である。

 京都の有名会社も何らかの迷惑がかかっていたかもしれない。

 法廷闘争にまではいかなかったものの、かなり揉めたそうだ。

 分が悪いのは明らかに私の知人の会社の方だが、知人の会社も悪意は微

塵もない。

 先祖がつけた名前をそのまま受け継いで商売をしてきただけである。

 結局、知人の会社が屋号を変更することで決着がついた。

 完全敗北である。

 だが、仕方ない結果でもある。

 これは私のケースとはかなり状況は異なる。

 あくまで私の身近で起きた話として記しただけである。

 まあ、洋菓子の不二家さんが私にクレームをつけてくるとは思えない。

 しかし、万が一ということもある。

 億が一かもしれない。

 それでも私は行動を起こすことにした。

 

 ~続く~