少し楽しいものとなっている。
やりたくない業務を任せられることもある。
断れないのでそれらを嫌々こなす。
その反面楽しい感じのこともある。
こうした会食の席はその一つである。
様々な人たちが”同じ町内に住んでいる”という一点だ
けで集まっている。
原則的に上下関係はない。
年齢や社会的な立場といった線引きを超えた交流が
できる。
これは面白くて興味深い。
刺激的でもある。
それなりに気は使うが負担になるほどではない。
会食はお開きの時間となった。
会長さんの音頭による一本締めで会は終わった。
後片付けは役員がすることになっている。
私はお先に会場を出た。
日は暮れ薄暗くなっている。
外は小雨が降っている。
私は傘を差して歩き出す。