不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

多少の緩さは。

 私が付き合いでしかも年間トータルで300mlほどとは
言え、飲酒をするのはそれなりの理由がある。
 ひとつには、「酒を飲まない真面目な堅物」と見られたく
ないからである。
 人目を気にする必要はないのだろうが、真面目な堅物と
思われることは私の本意ではない。
 本来の私は真面目で堅物ではないからだ。
 酒を飲む=砕けた人というわけでもない。
 ただ「普通にお酒も飲みますよ」ということを示しておきた
いのだ。
 そうは言っても、飲むのは最初の一杯程度で、その後は
オレンジジュース等の飲み物に切り替える。
 そのままソフトドリンクでお開きまで過ごす。
 参加者がお酌に回ってこられた際には、坏を受ける。
 それも内心は嬉しくはない。
 あくまで形であり礼儀の一種である。
 これは会合、宴会等でのことである。
 味見に買ってきて飲む時は、最初に一口だけ飲んで見る
だけで、後は料理に使ったりする。
 アルコールを飛ばして調味料として使ってしまう。
 酒を飲むと数日分の修行精進の結果が失われてしまうよ
うな気がする。
 おそらく気がするだけでなく、本当にそうなのだろう。
 酒を飲んだ後には、あぁ退歩した感じがするな、という気
になる。
 「そう思うのなら一切飲まなければ良い!」と言う声も聞こ
えてきそうだ。
 まぁ、その通りではある。
 しかし、そこまでギチギチにする必要はあるのか?という
気もする。
 飲むと言っても大した量ではない。
 それくらいの緩さがあっても良いのではなかろうか?