シである。
ここで言うムシとは、いわゆる昆虫ではない。
昆虫とは、足が6本で羽を持っているといった基本的
な特徴を持っている生き物を指す。
私がムシと言う時、それらの足は6本ではない。
何本あるかわからないほど沢山ある。
そして多くの場合羽は無い。
春になってわが家で見かけるムシ、それはダンゴムシ
である。
マルムシといった方が馴染みがあるという方もおられ
るかも知れない。
当地の幼児言葉ではマルムシであり、多くの方はマル
ムシと呼んでいるようだ。
されこのダンゴムシまたの名をマルムシがわが家によ
く現れる。
なにか小さな黒いものが動いているなぁ、と思ってみる
とダンゴムシであることがほとんどである。
ゆっくりと何処かに向かって歩いている。
あんなにいっぱい足があるのに歩くのは遅い。
否、足が多過ぎて早く歩けないのかも知れない。
やはり足の数は4本もしくは6本というのが、この地球
上では最も早く井戸するためには最適らしい。
ダンゴムシはゆっくりと歩いていく。
ムカデも沢山の足があるが、もっと早い。
ダンゴムシの足が遅いのは、足の数だけが要因では
ないのかもしれない。
う~ん、それにしてもどうしてこんなにわが家にいるの
だ?